門松の竹の向き 斜めに切るのなぜ!?ひとつでもいい理由!!
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今年ももう少しで終わりますね。
また来年に迎えての準備を皆さん進められているのではないでしょうか。
そんな時に新居などに引っ越したばかりの方や普段何気なく門松を飾っていたけど、
「向きって決まっているの?」「置くスペースもないしなあ。一つでもいいのかな」
と考えるといろいろ疑問がでてくる事ありますよね。
また門松は縁起がいい飾り方などもあるのです。
私自身も全く知りませんでした。
正しい向きや、飾り方などもきちんと変えて運気もアップさせたいですよね。
今回は正しい向き、置くスペースがない場合一つでも問題ないかなど紹介させて頂きます。
門松の竹の向きには決まりがある
門松の正しい向きですが、この向きが決まりというよりは竹の置く位置によって意味が変わってくるのです。
主に2種類あり、出飾りと、迎え飾りというのがあります。
この2種類はよくみてみると竹の位置や長さが違うのです。
普段はそんなにみているわけではないので中々気付きませんよね。
一般的には竹が三本立っているのが普通です。
出飾りとは
まず出飾りというのは、三本の竹がありますが三本の竹のうち1番目に高い竹と3番目に高い竹を内側に飾ります。
2番目に高い竹を外側に飾りこういった配置になっているものを出飾りといいます。
一般的にどの家庭にも多いのがこの出飾りです。
この出飾りは外側に向けて結果がでるようにという願いが込められています。
迎え飾りとは
そして迎え飾りですが、1番高い竹と1番短い竹が外側に、2番目に高い竹を内側に配置してある門松を迎え飾りといいます。
この迎え飾りをしている方は商売などしている方に多く、内側に福を呼びたい方などそういった場合に飾るようになっているのです。
2つともしっかり意味が込められているので、皆さんの家庭に合わせて変えてみるといいかもしれませんね。
門松を斜めに切る理由
門松を斜めに切る理由ですが、だいたいの門松は斜めに切られているものが多いですよね。
ですが、この切り方にも実は2種類あるのです。
「そぎ」と「寸胴(ずんどう)」と言われています。
「そぎ」とは
一般的に多い斜めに切り落とされている竹の事を「そぎ」といいます。
斜めに切ることによって竹の切り口が笑った時の口もとに似ています。
笑う角には福来たるといわれるようになり、商売繁盛を目的に斜めに切り落とされるようになったのです。
「寸胴」とは
またもう一つは寸胴という切り方です。
竹がまっすぐに切られている竹の事をいいます。
竹を真横に切ってしまうことで中にお金が貯まりやすい、という意味があり金融機関などによく飾られています。
ずっと昔は竹をまるまる使っていたみたいですが、家に飾るにはこの竹が大きすぎるということでだんだんカットしていった事から、切ることが定着していったのも1つの理由です。
門松はひとつでもいい!?意外に…
門松はだいたい一対で立てるのが一般的です。
歳神様に迷わず家に来てもらえるようにと目印の役割を果たしています。
そのため玄関の外に一対で飾ってあるのが普通かと思いますが、実は江戸時代より前は門松を庭に一本だけ飾るのが正式な飾り方だったのです。
なので、一本でも全く問題はないのです。
一本だけ飾る場合は左右の位置なども特に決まっているわけではないので、どちらに飾ってもこちらも問題はないので安心してくださいね。
またマンションやアパートなどにお住まいの方でも、今は小さい門松なども売っています。
今年の干支などにちなんだ可愛らしい門松ですのでそれを飾るのもいいかもしれませんね。
自宅にあった飾り方をしてくださいね。
知らなきゃヤバい、門松のまとめ
お正月を気持ちく迎えるためにも門松もしっかり飾りたいですよね。
飾り方、向き、位置によってもいろんな願いが込められているので、飾り方にも今度からはどういう風にしたいかも考えながらやっていくと飾るのも楽しめちゃいますね。
門松は縁起物で1年を幸せに過ごせるという歳神様の目印にもなっています。
これから年末に向けていろいろな準備などもあり忙しくはなってきますが、しっかり門松も飾り、運気をあげていいお正月を迎えてくださいね。
私も今年からしっかり意味合いを考えながら飾りたいなと思っています。
みんなで楽しいお正月にしましょう!!