三日月の意味はスピリチュアル。【願いが叶う受け月とは】
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月を眺めるのは好きですか?
わたしはよく夜空を眺めます。
満月もきれいですが、三日月も何かが始まりそうな感じがします。
三日月の意味や願いが叶うという理由、気になりますよね。
スピリチュアルなものに魅かれるあなたに読んでみて頂きたいです。
三日月の意味はスピリチュアル的には?
「スピリチュアル」とは、まずどんな意味かというと
霊的なもの、目に見えない超自然的なものというように言われます。
はっきりした言葉では説明できないようなのですが
広く知られていて、心で大切に温めているような気がします。
月は神秘的なパワーを感じる人が多いようです。
海の満ち引きには月の引力が関係していますよね。
満月の日には出産が多いとか、
ブルームーンを見たら幸せになれるとかよく聞きます。
そんな不思議な月の力を探ってみました。
月齢にはそれぞれに意味があります。
三日月はスピリチュアル的には、
- 種がふくらみ始める
- ビジョンに向かって行動を始める
というような意味を持っています。
ちなみに、満月は開花・願いの実現・解放とありました。
三日月で願いが叶うと言われる理由
なぜ「三日月」という字なのかわかりますか?
新月を1日目として、3日目の月のことです。
旧暦では必ず、1日が新月で毎月3日は三日月です。
日本では古くから「三日月信仰」があって、
女性たちが三日月に向かって祈ったり、捧げものをしたりしたそうです。
今はもうそんな風習はありませんね。
昔の人は科学的な月の満ち欠けを知らなかったので、三日月こそが「新月」と思っていました。
物事の始まりの象徴として大事に信仰したのでしょう。
三日月に関連する言い伝え・おまじない
こんな言い伝えやおまじないがあります。
- 三日月を見ながら、ポケットの中の銀貨をひっくり返すと幸運が来る
- 右肩越しに振り返って三日月を見ると幸運になれる
- 三日月に向かってお辞儀をすると願い事が叶う
それから、三日月には魔よけの力があるのでモチーフのグッズを持ち歩くといいとか。
三日月を見てから最初に出会った人とキスすると、欲しいものが手に入るなんていうおまじないもありました。
どこまで信じるかはともかく、月=ツキ・幸運と考えられるので、願い事をしてみることは楽しいことですね。
受け月とは?普通の三日月とは違う?
受け月とは、三日月の頃に月が受け皿のような形に見えるときを言います。
お皿に水がたまるように、願いをかなえてくれるのだそうです。
受け月の形は「上弦(じょうげん)の月」とも言います。
弦(げん)というのは弓の糸の部分で、弓が月に似ているからそういうのだと聞いたことがあります。
上弦の月は夕方から夜に見える月で、反対に朝の空に見えたら「下弦の月」と言います。
月のサイクルは、新月から上弦の月、満月、下弦の月というふうに1周します。
それが関係するのか、女性の生理のことを月のものと言ったりしますね。
月に例えられる女性の身体も、月の引力に影響を受けているのかもしれません。
そう思うと、月を意識して三日月、受け月に願いを込めてみるのもいいかもしれません。
三日月・受け月の代表的な本
月のかたちをお皿に例えるなんてステキですよね。
受け月 (文春文庫) [ 伊集院静 ] |
そしてもう1冊、「みかづき」という題の本があります。
著者は森絵都さん。
長編小説ですが、とても素晴らしい本でした。
学習塾を立ち上げていく家族の昭和から平成への物語です。
この本には心に突き刺さってくるような言葉が数々出てきます。
「誰の言葉にも惑わされずに、自分に頭で考え続けるんだ。」
「どんな子であれ、親がすべきことは一つ。
人生は生きる価値があるってことを、自分の人生を持って教えるだけ」
みかづき [ 森 絵都 ] |
そして、この言葉。
「常に何かが欠けている三日月。
欠けている自覚があればこそ、
人は満ちよう満ちようとするもの。」
満月を見るのが好きでしたが、三日月も素敵だと
わたしに思わせたのはこの文章でした。
三日月の不思議についてまとめ
月の持つ神秘的な力は、昔の人々の方が感じていたのかもしれません。
ただのおまじないかもしれないけれど、そうでもないかもしれない。
非科学的と笑ってしまうより、ちょっと心を寄せて
願い事をしてもいいのではないのかな?