すぐできる服の色落ち防止!!【洗濯で色落ちする原因と戻す方法】

お気に入りの服が色落ちしてしまった経験ないですか？
私も、カラフルな色の服が好きなんですが、
色鮮やかな服ほど色落ちしやすく、何度か失敗したことがあります。

せっかくのお気に入りの服が台無しにならないように、
正しいお手入れ方法が知りたいですよね！

そこで今回は、洗濯で色落ちする原因や
色落ち防止策についてお伝えします。

服の色落ちを防止する方法

とても大切にしている服は、手洗いがオススメです！

洗濯機より手洗いの方が優しく洗うことができて、
色落ちだけでなく、生地の傷みも防げます。
正しい手洗いの方法を紹介したいと思います。

手洗いで色落ちを防ぐ手順

①大きな洗面器などにお湯（ぬるま湯）を溜め、分量の洗剤を混ぜます。

②服を裏返して、①の洗面器に浸します。

③優しく押し洗いします。

④洗面器の中のお湯を捨て、服を取り出して軽く押して絞ります。

⑤新しいお湯(ぬるま湯）を入れた洗面器ですすぎます。

⑥服を取り出して、軽く押して絞ります。
綿などの素材が柔らかい服は、あまり力を入れず、優しく絞るようにしてください。

洗濯機で色落ちを抑える方法

ここまで紹介した方法が色落ちを防ぎたい場合はベストです。
でも、手洗いする時間がない！って時もありますよね。
そんな時のために、洗濯機での洗濯方法も紹介します。

洗濯機の場合は、服を裏返しにして洗います。
裏返すことで、服の表面を直接的に摩擦することを防げます。
洗剤は、おしゃれ着用洗剤など、色物用の洗剤を使いましょう。

それでも心配な場合は、中性洗剤がオススメです。

洗剤には、弱アルカリ性と中性の２種類があります。
汚れが落ちやすいのは弱アルカリ性ですが、
洗浄力が強い分、デリケートな素材の服は色落ちしたり傷んだりします。

中性洗剤は、洗浄力は落ちますが、
その分、服に与えるダメージも少ないんです。

さらに、洗濯ネットに入れて、
他の洗濯物と分けて洗うと、もっといいと思います。

洗濯で色落ちする原因

色落ちは、服が安物だろうが高級品だろうが関係ありません。
安物だから色落ちしやすい、ということはないんです。

では、どうして色落ちするんでしょうか？

これには、｢染色堅ろう度」というのが関係しているのです。

染色堅ろう度とは、生地の色の丈夫さのことを言います。
服は、洗濯や脱ぎ着の時の摩擦、紫外線の影響によって、
変色したり退色したりします。

色落ちしやすい色は？

このような変色や退色が少ないものは、
染色堅ろう度が高いということになります。
一番色落ちしやすいのは、濃い色の服だと言われています。

これはもちろん、生地に対して染色の量が多いためですが、
染色堅ろう度が低い場合が多いためでもあります。

色落ちしやすい素材は？

また、綿・麻・シルク・本革素材も色落ちしやすいです。
これは天然素材であることが関係しています。

天然素材の繊維は、化学繊維に比べて染色性が良くないことが多く、
それが色落ちの原因になるのです。

逆に、ナイロン・ポリエステル・アクリルなどは、
化学繊維なので色落ちしにくい素材です。

色の種類で言うと、赤や青は色落ちしやすいので注意してください！

洗濯で色落ちしてしまったら戻す方法ある？

一度色落ちしてしまったら、なかなか元には戻りません。

染色剤を使って染め直す以外は、あまり方法はないようです。
手芸用品店などに、ダイロンという家庭用染色剤が売っています。

それで自宅でも染色は可能です。

しかし、家庭用の染色剤は、結構高いわりに、
一度染色しても色落ちしやすいので、あまりオススメではないです。

だからこそ、事前に色落ちしないように
気をつけておくことが大切ですね！！

洗濯での衣類の色落ち防止策まとめ

いかがでしたか？
お気に入りの服をダメにしないためには、
しっかりケアして洗うことが必要ですね。

少し手間はかかりますが、大切な服を長く着るために、
丁寧に洗濯してあげましょう！！