原付は冬にかかりにくい!エンジンかからないし、信号待ちでエンスト!?
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冬は原付を問わずバイクの天敵だ!
寒い風が打ち付けて路面凍結の可能性もある。
そんな中で特に怖いのが…
「エンジンが掛からない」
「停車した時にエンストする」
この二点、エンジン関係のトラブルではありませんか?
エンジンが止まると原付は鉄の塊と化します。
「原付を押し歩いてポカポカになるね!」なんてのんきなことは言ってられません。
実際、私も原付に乗っていますが、冬場はとりわけエンジンが弱いです。
その原因と対策について見ていきましょう!
原付が冬にかかりにくいのなぜ?
基本的にエンジンは冷えているとかかりにくいです。
夏場でもエンジンが掛からないときはありますが
冬場と比べて簡単にかかるのは、こうした理由なのです。
また、現在はキャブレター車とインジェクション車があります。
新しい原付は大抵がインジェクション車という
燃料を吹き付ける機械がコンピューター制御されています。
気温や気圧を判断して適切な量のガソリンを噴出できる優れものなので、インジェクション車は冬場でも一発始動は当たり前。
しかし、キャブレター車はそうとはいきません。
恐らくこの記事を見てくださっている方々は、キャブレター車の原付に乗っていて困っている方が大半かと思います。
インジェクション車に乗っていて始動性が悪いと感じている方は、一度バイク屋に持っていくのが良いでしょう。
キャブレター車は、ガソリンをエンジンに送り込む機械が電気などで制御されておらず、アクセル開度に応じて燃料の噴出量を調整するという原始的な方法をとっています。
当然、気温に合わせて燃料を調節してくれるなどといった気の利いた事はしてくれませんので、自分で対処する必要があります。
原付のエンジンがかからない冬。どうすれば?
原付のエンジンがかかりにくい冬ですが、私は3つの方法で冬場をしのぎました!
※注意点
「ずっとセルスターターを回す」ことはバッテリーあがりの原因となりますのでできるだけ控えてください。
1.チョークを引く
私の原付にはありませんでしたが、チョークレバーがある原付きに関しては、エンジンを掛ける際にレバーを引いておくと始動性が高くなります。
チョークレバーを引くと、燃料の噴出量が増えて濃くなるので、エンジンが掛かりやすくなります。
2.アクセルを少し開けてセルを回す
先ほどお伝えしたとおり、キャブレター車はアクセル開度によって燃料の噴出量が変わります。
なので、少しアクセルを回しながらセルモーターを回すと、燃料が多めに噴出されるので、案外、簡単にかかってくれたりします。
この際、アクセルを開けていますのでエンジンがかかった瞬間に急発進する可能性があります。
なのでセンタースタンドをかけるか、ブレーキを強く握りながら行うようにしましょう。
3.キーをOFFにしたまま何回かキックする
キックレバーのついている原付限定ですが、大体の原付にはキックレバーがついています。
これでエンジンをかけるのも良いですが、キーをOFFにしてキックレバーを10回ほど蹴り下ろすと、燃料がキャブレター内に溜まります。
その状態でセルを回すことで、大量の燃料がキャブレターから噴出されます。
どの方法にも共通しているのは、エンジンに噴出する燃料の量をなるべく多くして火がつきやすいようにする、ということです。
また、上記3つの方法のあわせ技も可能です。
セルスターターを回しながら、キックレバーを蹴りおろすと面白いほど掛かりますよ!
原付が信号待ちでエンスト!慌てず対処しよう!
信号待ちのために停車すると突然エンジンがストールしてしまった!
そんな場合は慌てず路肩や歩道が広ければそこに退避させて暫く時間をおきましょう。
そうするとエンジンが掛かる場合があります。
ダメならレッカーを呼ぶか近くのバイク屋さんに駆け込みましょう。
冬のバイクはエンジンがかかりにくい!
普段の足は寒い冬でも動いてくれないと困りますよね。
エンジンを掛かりやすくする方法としては、ガソリン添加剤を使ったり、一日一回はエンジンを掛けておくという方法もあり、どちらも効果的です。
バイクは便利ですが、便利が故に気を抜いて事故なんてことも十分ありますので気をつけて運転してくださいね!