妊娠で腰痛 初期の原因は？いつまで続く？和らげる方法を紹介！

ご妊娠、おめでとうございます！

妊娠されてから、今までと違った体の変化に戸惑いなどありながらも、お腹に小さな命を宿し、日々幸せを実感しながら過ごされているのではないかと思います。

なかには、妊娠は嬉しいけど、腰痛などのちょっとしたトラブルを抱えて、辛い思いをしている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？

これから、妊娠初期に起こりやすい腰痛の原因とどれくらい続くのか、また、痛みを和らげる方法について、いくつかご紹介します。

妊娠中の腰痛、妊娠初期の原因は？

妊娠中に起こる腰痛の原因は、2つあります。

1つ目は、『リラキシン』というホルモンによるもの、

2つ目は、『運動不足による血行不良』のためです。

1つ目の原因:ホルモンについて

この『リラキシン』というホルモンが分泌されると、骨盤を開こうとカラダに働きかけます。

これから子宮が大きくなるのに伴い、関節や骨盤まわりのじん帯を緩め、出産の準備を進めるのです。

そのため、腰への負担が増え、腰痛を引き起こしてしまうのです。

2つ目の原因:運動不足による血行不良について

 妊娠初期はつわりに悩まされることがあり、
そのため思うように動けなくなってしまいます。

その結果、血行不良を引き起こし、腰痛や腰周辺に重く鈍いような痛みを感じるようになってしまいます。

筆者も妊娠初期のころに、腰痛があり、検診の際に理由を聞いたら、先生から上記の回答がありました。

妊娠してからの腰痛、いったいいつまで続く？

この腰痛は、妊娠中にずっと悩まされるものではありません。

『リラキシン』というホルモンは、妊娠初期と妊娠後期に多く分泌されます。

そのため、いわゆる安定期と呼ばれる16週～27週頃には、腰痛が軽減されていくのが一般的です。

また、週数が進むにつれてお腹が大きくなるため、
人によっては、無意識に楽な姿勢を取ろうとしてしまい、反り腰気味になってしまう人もいるようです。

反り腰になってしまうと、ホルモンとは別に腰痛を引き起こしてしまうので、骨盤ベルトやさらしなどで支えてあげると良いでしょう。

妊娠での腰痛を和らげる方法をご紹介！

腰痛を少しでも和らげるためには、血行を良くすることをおすすめします。

そのためにも、軽い運動や体を温めるためにお風呂に浸かるなど、取り入れてみてはいかがでしょうか？

血行をよくすると、痛みが軽減する、というのは他のことでも多く耳にするかと思います。

ですが、実際にやってみると、ほんとに楽になります。

中には、つわりで動くのが辛いという方もいらっしゃると思います。

その時は、ホッカイロや腹巻などで腰周辺を温めてあげるのも一つです。

軽く運動できるようであれば、激しい運動はせず、
体を動かす際も、動作はゆっくりと時間をかけて行うようにし、決して無理のないように行ってください。

妊婦の腰痛についてまとめ

筆者は腰痛が酷かったときは骨盤ベルトを使わずに、さらしを巻いて過ごしていました。

最初は巻くのにも時間がかかり、少々大変でしたが、何よりコスパも良く(笑)、生地も綿のため、吸水性や保温性もあり、使っていてとても快適です。

巻く手間はかかりますが、腰痛軽減と保温性を兼ね備えているので、悩んでいる方にはぜひおすすめしたいです。

妊娠するということは、とても不思議な体験であり、また神秘的なことです。

それと同時に、今まで感じたことのなかった感情や、痛みなどに戸惑いを感じることも出てきます。

ですが、この感情や痛みは妊娠しているときにしか感じられない、貴重な体験の一つ。

決してネガティブにとらえず、まだ見ぬ我が子に会えるその日まで、素敵なマタニティ生活を送ってくださいね。