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日焼けのかゆみ対策!!日焼けしたあと寝れないし我慢できないときは!?

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仕事で外回り、通勤通学の往来、家事など日常生活の中でできる日焼け。
また、山や海でのレジャーの日焼けやスキーシーズン、冬のゲレンデで起きる雪焼けまで、春夏秋冬問わず日焼けをする機会は山のようにあります。

 

そんな日焼けに伴う問題の中でかゆみが発生することは珍しくないです。
意外なことに、日焼けをするとかゆくなることをご存じない方も多いです。

 

寝ている間に我慢できずについかきむしったが故に皮膚を悪化させてしまったことも実際に起きています。

今回はなぜ日焼けによってかゆくなってしまうのか、その原因と対処法についてのご紹介です。


日焼けとは?かゆみの原因はこれだった!

本当に日焼けでかゆくなる?肌が黒くなるだけじゃない?などと意外にも日焼けによるかゆみに疑問を抱えている人は少なくありません。

 

最初に日焼けによるかゆみのメカニズムをご説明します。

 

日焼けは肌が炎症している状態です

日焼けというのは実は火傷の一種です。
職業上常に外に出ている人、アウトドアタイプの人であれば頻繁に日焼けを繰り返すこともあるでしょう。

そんなの普通、日常茶飯事だといわれる方もいるでしょう。

 

身近な日焼けは火傷の一種であることはあまり知られていないのです。
日焼けした肌は軽いやけどと同じ状態になっており、よく見ると皮膚が赤くなっている状態になっています。

つまり炎症がおきている状態です。
肌が炎症を起こすことによってかゆみを引き起こします。

 

日焼けすると肌が乾燥状態になる

また、日焼けによって肌が乾燥することによってかゆみを引き起こす場合もあります。
肌が覆っている皮脂が減少することで乾燥を起こし肌のバリア機能が弱まり衰えるのです。

 

それ故に些細な刺激でもかゆみの原因となってしまうわけです。
いつも使っているスキンケアの化粧品なのに違和感が出ることもあります。
ピリピリして痛い、普段着ている服も繊維素材によってチクチクと感じてかゆくなる原因にも考えられます。

 

 

以上、肌の炎症と肌の乾燥の2つが日焼けによるかゆみの原因だったのです。


日焼けした後の対策でかゆみを抑えよう!!

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日焼けのかゆみは一般的には2~3日でおさまるとは言いますが、実際、悠長にそんなに待てないですよね。


かゆいのが原因で集中したいところで集中できない、夜寝られない、なんていう最悪な事態は避けたいです。

実際にかゆみが発生した場合の対処法を紹介していきます。

 

1.とにかく冷却

最初に真っ先に実践してほしいこと、それは冷却することです。
かゆみは冷やすことにより緩和されることが多いです。


日焼け以外の原因で例を挙げるなら、蚊にさされてかゆくて仕方ない時にも冷やすとかゆみがおさまった、改善されたなどあるでしょう。

 

先ほども述べましたが、日焼けは火傷の一種ですので、肌が熱を持っている状態です。
そのままにしておくと腫れることもあるので対策として冷却が必要です。

 

かゆみがあるなし関係なく、日焼けのした後のケアとして冷やすのが一番です。
冷やすときは氷水で冷却した濡れタオルを当てる、保冷材をタオルで巻いて患部につける、冷たいシャワーを浴びるなど方法があげられます。

 

氷などを直接当てると皮膚組織にダメージを与えてしまう場合もありますので、タオルで包むなどしてその時に応じて調節してください。

 

またこすると皮膚に負担をかけるので、タオルなどを当てる時は優しく抑えるように。
冷却時間は日焼けの程度によって異なりますが、火照りがおさまるまで冷やすことが大切です。


2.十分な保湿をする

先ほども述べましたが、日焼けによるかゆみの原因として肌の乾燥もあります。
乾燥を改善することによってかゆみが改善・緩和されることもあります。
乾燥を改善することは保湿が重要な役割になるのです。

 

保湿化粧水、できれば敏感肌用の化粧水や保湿クリームなどで保湿をして改善させる方法があげられます。
ビタミンC誘導体配合などの美白系化粧水は、日焼け直後の肌には刺激が強すぎるため控えておき、数日待って肌の状態が落ち着いてからにしてください。

普段の2〜3倍の量を、手でぎゅっとしながらたっぷりなじませるように。

 

しかし、パッティングを念入りにする、こする行為は、日焼けによって低下した肌のバリア機能をさらに下げてしまいます。
敏感肌の人は、コットンの繊維が刺激になる場合もあるのでコットンを使わず直接手で慎重に。

 

日焼け直後の肌は水分の蒸発が通常のときより早いので、乳液やクリームなど油分のベールで保湿をしっかりと行ってください。
化粧水がしみる場合も直ちに使用をやめてください。
軽度の場合はそれでもいいのですが、症状がひどい場合やもともと肌が敏感な方の場合は化粧品で対策をするのは控えてください。

 

3.ワセリンで肌のケアを

肌をいためないようにするためにワセリンを使用するといいです。

ドラッグストアなどで販売されています。
ワセリンは肌に浸透しない上に肌の表面に薄い膜を形成します。

 

そして肌を外部刺激から守り、肌内部の水分の蒸発を防いでくれます。
保湿の面だけでなく、日焼けした部分を刺激から守ってくれる役割があります。
ワセリンを使う方が利点はかなり大きいのでおすすめです。


日焼けのかゆみで寝れないときどうすれば!?

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日焼けをしている部分があるとかゆみが強くなることもありますので我慢できないつらい状態をずっと感じていると思います。
だた、日焼けしている部分は炎症を起こしているのでそこでかいてしまうとますます炎症がさらに悪化しもっとかゆみが増長してしまいます。

 

市販薬で対応できる?

では、市販されているやけどにも使える薬も販売されています。もちろん使うことも可能です。
ただ、赤みやヒリヒリ感を伴う軽いやけどであること、あくまでも応急処置であることが条件付きです。

代表的で使いやすい市販薬を少しご紹介します。

 

オロナインH軟膏【第2類医薬品】容量はチューブ入りのものから大きな容器に入ったものまで何種類かあります

紫雲膏(しうんこう) クラシエ薬品【第2類医薬品】クラシエ紫雲膏 14gチューブ入りのものです。

 

ステロイドを含まない皮膚にやさしい軟膏として、オロナインH軟膏があります。
殺菌効果のあるクロルヘキシジングルコン酸塩を配合しているので、傷口が化膿するのを防ぎます。


紫雲(しうん)膏(こう)は、炎症を和らげ、皮膚の再生を助ける紫根(シコン)が入った漢方の薬でチューブ入りの軟膏タイプです。
この2種類は比較的にやさしい薬なので使いやすいです。

特にオロナインH軟膏はやけど以外にも用途があるのでだいたいのご家庭で常備薬にもなっているでしょう。

 

市販薬は使用期限に注意

気を付けたい点は使用期限です。
いざ使おうとして使用期限をみたら2年ぐらい前に切れていたといったこともよくあります。


直接肌に触れるものですので安心して使うためにも、使用期限がきれていないか確かめてから使うようにしてください。

市販薬を使う場合は使用上の注意を予め読んで確認することと、患部を先に冷却を行ったあとで塗布するようにしましょう。

それでも状況が変わらない場合は皮膚科に行き使った市販薬と一緒に持参して医師と相談してください。

 

眠れなくても、肌をかくのはダメ

どんなにつらくてもかくことは我慢するしか方法がありません。
我慢できないほどならすぐに皮膚科を受診した方がいいです。

 

場合によっては1か月経ってもかゆみが治まらない!というケースも存在します。
1か月以上かゆみが続いているという場合には、日焼けによって肌が深刻なダメージを受けている、または別の病気である可能性も十分にあります。

 

たかが日焼けで皮膚科に行くなんてと思うかもしれませんが、症状が重度の場合はセルフケアがかなり難しいです。
痕が残ってずっと消えない場合や最悪、化膿してしまって大変なことになったということにつながります。

「時間が経てば治るだろう」という自己判断で安易に考えず、専門医などで適切な治療を受けましょう。 

 

日焼けでどのくらいの症状だと病院に行ったほうがよいか

受診したほうがいい目安は次の通りです。

  • 我慢できないほどのかゆみがある
  • かゆみが長期間続いていれ治まらない
  • 水ぶくれができて腫れている
  • 水疱ができる
  • 日焼けしたところが白っぽい状態になっている

この症状の中で1つでも該当項目に当てはまる場合は、皮膚の真皮深層まで損傷が到達している可能性が考えられます。
医師による治療を受けることをおすすめします。

 

医療機関で処方される治療薬において初期の火傷の治療薬の代表で、ステロイド剤(製品名:リンデロンVG軟膏)を処方される場合が多いです。

使用の際、特にステロイド剤が入っている治療薬は使用方法を守っておかないと後に副作用で大変なことになりかねない場合もあります。

 

どのぐらいの量を塗布すればいいのかしっかりと医師や薬剤師さんに注意事項を確認して守ってください。


日焼けのかゆみ対策まとめ

多くの人が経験している日焼け。
日焼け後すぐに正しいケアをすることで、肌への影響を最小限にすることができます。
しかし、その日焼けの度合いによってはかゆみを引き起こし、もっと深刻であれば水ぶくれなどの症状も引き起こすこともあります。


自己判断、間違った知識で誤ったケアをする人も多く、なかなか治らずに余計にひどくなってしまったなどの肌トラブルを訴える人もいます。
ついつい自己判断で対処してしまいがちですが、正しい対処法を知って正しく素早くケアをすることが大切です。

 

かゆみが我慢できない、対処法に迷ったら皮膚科に行って専門医に相談することが治療の近道です。
参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。