北海道に梅雨がない理由と蝦夷梅雨の原因。台風こないのホント!?

筆者は本州に住んでおり、北海道は行ったこともありません。

本州では６月の梅雨も激しく、洗濯物に悩まされたり、出かけるのが憂鬱になる季節です。

しかし北海道には梅雨がないと聞きます。

台風すら来ないのだとか。

確かに、本州での台風のニュースはたまに凄まじいのですが、

北海道で凄まじいだとか、聞いたことがありません。

梅雨のニュースも、北海道は見たことがないです。

雨は降るのでしょうけれど、あんなに長く続く梅雨を凌げるとは。

その点だけでも北海道がとても羨ましく感じます。では何故梅雨がないんでしょうか？

北海道に梅雨がない理由

梅雨とうのは、沖縄、九州、四国、本州でみられる雨の時期です。

北海道は含まれません。

簡単に言ってしまうと、梅雨前線というものが沖縄から上へ上へと上がってきます。

ですが、梅雨前線は北海道にたどり着く前に消滅してしまうのです。

梅雨前線が来ないとなると、もちろん梅雨も訪れません。

本当に羨ましい限りですね。

ですが代わりに、蝦夷梅雨なるものが北海道にはあるらしく…。

では次は、蝦夷梅雨って何？となりますね。

蝦夷梅雨ってのがある!?原因は!?

北海道では、本州と同じように６月から二週間ほど雨が続くことがあり、それを蝦夷梅雨といいます。

ここで、梅雨と蝦夷梅雨は何が違うの？と思うところでしょう。

普通の梅雨前線とは違うから、梅雨ではない。この一文に限ります。

屁理屈ではなくて。気象庁でも梅雨とは判別されないのです。

気象庁ですらこれは梅雨ではないとするなら、そうなのでしょう。

だから北海道には実質梅雨はないのです。

蝦夷"梅雨"って言っているのに…？

蝦夷梅雨が発生する原因としては、本当に梅雨前線は関係なくて。

オホーツク海の辺で発生する高気圧なのです。

これが北海道に冷たく湿った風を吹きこむことで、雨が降ります。

でも本州はほぼ二カ月くらい、梅雨が続きます。比較してこちらは二週間。

凄く寒そうな雨だなと感じますが、

二週間で止むのなら北海道のほうが良いんじゃないか？と思います。

実際のところ６月、本州と気温差はそこまでないのです。

風は凄く冷たいらしいので、服装には十分に注意したほうが良さそうですが。

オホーツク海からの風とか聞くと、本当に寒そうなイメージですよね。

北海道は台風こないってホント??

冒頭でも述べたように、北海道って台風が来ないのって本当なんでしょうか。

ニュースを聞いたこともないので調べてみたら、そんなこともないらしいのです。

実際に梅雨前線と同じく、台風も北海道にたどり着く前に消滅するものが多いです。

でもたまに、稀に、北海道に上陸する台風もあるのだとか…。

あまり台風になじみがないせいか、本州より被害が甚大なことも。

北海道には梅雨がない、良いな！と浮かれておりましたが、考え直させられる事案が発生です。

実は流し見のニュースで北海道の梅雨のニュースが放送されていたのかもしれません。

北海道は特別？

意外な北海道の一面を知ることができました。

憶測では語れないことが多いようです。

しかし本州でもとても辛く厳しい台風が、

北海道では本州より対策ができてないがために被害が大きくなるというのは、本当に恐ろしいと思いました。

なかなか来ないものを警戒はしづらいですよね。

北海道って、色々な意味で、特別な位置づけなのですね。

だからといって、本州と全く違うということではありません。

北海道も本州、四国、九州、沖縄だって。雨でも何も変わらないのです。

北海道にも適度に雨が必要でしょう。それはこちらでも同じように。

あまり知ることのなかった北海道について、気候について。

土地柄の違いで少し異なる姿をみせる天気。もっと全国の気象についてシェアしたいなと考えさせられました。