菜の花 道端のは食用??虫の取り方と下痢との関係について
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菜の花といえば、私はスーパーでしか買ったことはありません。
苦みがあるので子どもたちが小さい頃は、ほとんど買いませんでした。
でもパート先が弁当の会社で、そこで食べた菜の花の辛し和えが美味しくて、大好きでした。
それをまねて自分でも作ってみましたが、なかなか上手につくれないです。
ちょうど春が近づいてきましたね。
道端の菜の花ってなんか清潔なイメージがないので食べたいと思ったことがないのですが、
散歩がてら気軽に摘んでこれて、タダで食べられるなら、こんなお得なことはないですね。
今回はいろいろ疑問のある、道端の菜の花について調べてみたいと思います。
菜の花 道端のは食用??
道端に咲いている菜の花は食用ではなく、正確な名前は「セイヨウカラシナ」といいます。
ちなみにスーパーで売られているのは「菜花(なばな)」で食用に品種改良されたものです。
道端のものも同じアブラナ科で、一応菜の花なので食べることはできますが、
固くてアクが強くて苦くてなかなか食べづらいようです。
でも場所によっては、やわらかくて美味しく食べられる菜の花が取れる場合もあります。
菜の花の虫がついてたときの取り方
虫の取り方ですが、やはりしばらく水につけておきよく水で流すことです。調理も電子レンジではなく、お湯でゆでます。
さらに効果的な方法は48~52度のお湯でよく洗うと虫も落ちますし、新鮮さも取り戻せます。
あと食用の重曹を水を張ったボウルに一つまみ入れて、菜の花を30秒ほどつけたあと水洗いすると農薬も落とすことができます。
菜の花は下痢になることも!?
食べ過ぎると、菜の花の苦みやえぐみで腹痛や下痢になる可能性があります。
あとそのほかの原因として、道端の菜の花には除草剤の残留、動物の糞尿、排気ガスなどがついていると考えられます。
菜の花の栄養
菜の花は緑黄色野菜で栄養がたっぷりで、美容にも健康にもいいです。
ビタミンA・B1・C、葉酸、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維、辛み成分イソチオシアネート、苦み成分ケンフェロールがあります。
ビタミンCは、ほうれん草の約4倍で抗酸化作用があるので免疫向上で病気や風邪にかかりにくくなります。
ビタミンA群のβカロチンは、シミ、しわの元になる物質をやっつける効果があります。
その他にはがんの予防、夜盲症や視力低下を抑える効果もあります。粘膜を強くするので、花粉症にもいいです。
ビタミンB群の葉酸は、赤血球を作ったり細胞を再生したりする働きがあり、生理不順、貧血予防などに効果があり、妊婦さんには大切な栄養素です。
ビタミンB2も豊富で、糖質や脂質を代謝し、エネルギーに変える働きがあります。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にしてイライラを防止し、カリウムは体の中の塩分を外に出す効果があるので、高血圧の予防になります。
鉄分は貧血の予防に効果的で、食物繊維は便秘にいいです。
辛み成分のイソチオシアネートは、発がん物質の働きを防ぐ作用やドロドロ血を改善する効果があります。
苦み成分のケンフェロールは、ポリフェノールの一種で、体の中のエネルギーを燃焼する働きを高めて、余分な脂肪を燃焼してくれます。
また抗酸化作用もあり、免疫を高めて風邪やインフルエンザなどのウイルス性の病気の予防になります。
菜の花は本当に優秀な栄養素をもっているので、是非、積極的に食べてほしいと思います。
菜の花は店で売ってるのを食べよう!!
まとめとして、道端に咲いてる菜の花は食べない方がよいと思いました。
何が付着しているかわからないし、特に胃腸が弱い人は体調を崩す危険性が高いので。
菜の花の栄養は、豊富なので積極的に摂りたいですが、安全に食べるにはお店で買うことをおすすめします。