桜の花を落とす鳥 どんな味なの!?桜の実がなるんだっけ!?
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私は、一年の中で春の季節が一番好きです♪
アラフォーになり、自然を愛でると言いますか今までは目にも留めていなかったような可愛らしい花々が咲き誇る春っていいなあって思うようになりました。
そんな中ですね、花見をしていたら、ふっと桜の木で動くものを見つけたんですね。
よく見たら・・・桜の花を落としている鳥を発見!
へえ~、突っついて落としているだけじゃなくって食べてる!?
あれ?でも桜の花ってそもそも食べれるの?
どんな味がするんだろう?それとも実がなっててそれを取っているのかな?って不思議になっちゃいました。
少し、鳥になった気分で確かめてみたいと思います(笑)。
桜の花を落とす鳥の正体
その時も、桜を見ていたら鳥がたくさん枝にいて、さえずりながら花を落としているんですよね。
実はこの鳥の正体、とっても身近なものでした。
何と、桜の花を落とす鳥の正体は、スズメやメジロやヒヨドリちゃんたちだそうです!
そうなんですね♪
で、色々調べてみると、なぜ花を落としているのかも分かりました。
鳥たちのその習性や構造によって異なるそうです。。。
桜の花を鳥が落とす理由
桜の花をまるごと落とすのはスズメだそうですよ。
スズメはくちばしが蜜を吸うようにできていない(花の蜜をなめるのに適したくちばしではない)ので、上手く花の正面から飛んで味わえないんだそうです。
スズメのくちばしは、どちらかというと種をついばむのに向いている形なんだそうです。
なので、花の付け根を食いちぎって蜜を食べようとするんだそうですよ!
何としてでも蜜が食べたいんですね(笑)。
その時に、ポトポトっと落ちてくるんですねー。
くちばしの構造も、上手に花の正面から吸えるようになっているようです。
全然知りませんでした。。。
鳥でも、それに向いた造りをしている鳥と、そうでない鳥がいるって面白いですね♪
しかも、甘いもの好きで何とかしてでも食べたいっていう行動が、何だか人間と同じで可愛らしく感じます(笑)。
桜ってどんな味なんだろ?
では、食べられる構造になっていないスズメでさえも、夢中になるくらいの桜って、どんな味なんでしょうか?
一番想像し易いのは、【桜もち】ではないでしょうか。
私も、他にぱっと出てこなかったですね。
でも、正直、生の桜の木の下にいても匂いって余り実感しないですよね。
ですが桜もちになると独特の匂いがします!
これ何で?
桜もちの匂いの正体とは!?
桜もちって葉っぱでくるまってますよね。
実際食べると、ちょっとその部分が塩っ気があるのが特徴です。
一度は皆さん食べたことがあると思います。
葉っぱの部分を茹でて塩漬けしたものが使われいているそうです。
あの匂いの元は、桜の葉っぱに含まれている「クマリン」という可愛い名前の成分が犯人だとか。
ちょっと難しい話しになりますが、
このクマリンは、普段は液胞と呼ばれる植物の細胞構造の一つの中に隔離されているので、匂わないそうです。
茹でて乾燥させて塩漬けになって初めて、葉っぱの細胞が壊れて、独特の匂いが出てくるそうですよ。
これまた知らなかった。。。
ただ、スズメちゃんたちは桜の花びらというよりも中の蜜を吸っているようですので、
ちょっと人間とは味わい方がやっぱり違うのかなという感想です。
他にも桜を使ったレシピはある?
ついでなので、桜もち以外でどんなレシピを楽しめるのか、ちょっと調べてみました♪
桜の塩漬け、桜茶、桜まんじゅう、桜あんぱん、桜アイス、桜食パン、などなど結構ありました。
どちらかと言うと、内容的にはスイーツ系が多いようですね。
主食と言うよりも、そっと横に添えるような、デザート感を楽しむような感じでしょうか。
それにしても、名前に【桜】ってつくだけで、何でこんなに可愛らしく、ほんのりしたイメージになるんでしょう(笑)。
女の子が大好きなピンクの印象が凄く強いですよね♪
桜は実がなる??
桜の実と言って一番に思い浮かぶのが、これまた一つしかないような気がします。
【サクランボ】ですよね!
あれ、でも待って?
近所に咲き誇っている桜の木、桜が咲き終わってもサクランボなんてなってるの見たことないけど?
でも、ちっちゃい実がなっているのは見たことある!
何で何で?
なんて気になって調べたら、これまた知らないことが判明しました(汗)。
桜と、サクランボのなる木は違う、けど大まかな種類は同じ、という複雑な答えでした!!
私たちがよく目にする桜は、ソメイヨシノなどの木です。
こちらは、元々観賞用として作られた品種。
ソメイヨシノなどの桜は自家受粉ができないので実がなりにくいそうです。
時々目にする小さな実は、苦い、渋いと言われていて、とても美味しい実ではないようです。。。
サクランボとは程遠いですね。
対して、サクランボがなる木の方は、「セイヨウミザクラ」「シナミザクラ」など。
こちらは、古くは「桜桃(おうとう)」などと呼ばれ、一般に愛でる桜とは区別されて食用の木だそうです。
サクランボを収穫するために、2種類以上の品種を同時に植えて受粉させているとか。
美味しいサクランボを取るために、工夫されているんですね。
今まで、桜とサクランボの会話になった時、いつもみんな曖昧で実際の答えが分からないことが多かったんですが、これで少し自信を持って答えられそうです(笑)。
桜の花と桜の実について思ったこと
世の中、まだまだ知らないことだらけのことがたくさんです(反省)。
もう間もなく暖かい春がやってきて、また見事な桜が私たちを楽しませてくれるでしょう。
そんな時は、少し立ち止まって、可愛い鳥がどの種類なのか、確かめてみたいと思います。
また、サクランボをお店で見た時は、食用の桜の木から取られた物なんだということを噛み締めながら手に取ろうと思います♪