ノロパンチは色落ちしない!?手の消毒効果はインフルエンザにも??
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毎年冬になると、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症がはやりますよね。
どちらの感染症も、気をつけていても、
かかるときはどうしてもかかってしまいます。
最近では、ウイルス殺菌の方法として、
いろいろな種類のアルコール商品が販売されていますが、
その中の一つに、ノロパンチという商品がありますが、ご存知でしょうか?
このノロパンチという商品、商品名からして、
いかにもノロウイルスに特化して効果がありそうな感じがしますよね。
商品のホームページによると、
エタノールのpHを酸性にすることでウイルスに対する殺菌消毒効果が強めているそうです。
そのため、ノロウイルスを含むノンエンベロープウイルスに対して効果を発揮するそうですよ〜
ノロパンチは色落ちするのか
結論から言うと、普通の使い方をしていれば、ノロパンチを使うことで、色落ちすることは、ありません。
ですが、吹き付ける際に一か所に集中して使ってしまうと色落ちの可能性はあります。
また、吹き付けた後に、濡れている部分を濃い色の衣服などに接触させたままにしておくと、色が移る可能性がありますので、注意が必要です。
先ほど、ノロパンチの成分について、少し書きましたが、
ノロパンチの成分情報等を見ると、
『従来のアルコールでは効きにくい広範囲のウイルス・細菌に対応した新しいタイプのアルコール除菌スプレーです。クエン酸でPHを酸性にし、有効成分エタノールの効果を高めています。』と記載がされています。
成分に使われているクエン酸に注目してみます。
染料染めなどをされている方はご存じだと思いますが、クエン酸には、色落ちを防止するという効果があります。
実際、繊維の染色をする際には、
酸性の染料で染めることが多く、仕上げに、酸でその染料を定着させる、という手法を用いているというのです。
ノロパンチは手の消毒に使っても大丈夫??
ノロパンチは手の消毒に使っても問題ありません。
ホームページにも記載されておりますが、
手の消毒だけでなく、ドアノブやカーペット、小さなお子さまのおもちゃにも使用が可能です。
使用可能な理由は、ノロパンチは食品添加物であり、
口に入っても体に害がないように作られているのです。
そのため、手荒れを起こすなど、肌トラブルのリスクもとても低いため、
使用場所なども制限がなく、様々な場所で使用が可能です。
ノロパンチの効果はインフルエンザにもきく??
インフルエンザのウイルスは、
ノロウイルスのウイルスと違って、
いろいろな消毒剤に対する抵抗力が弱いウイルスのため、インフルエンザには効果があります。
したがって、ノロパンチがおうちになくても、
それ以外の消毒用エタノール、ノロウイルスに効果がある次亜塩素酸ナトリウムでも対策できます。
また、ポピドンヨード(身近なものは、イソジンなどの赤色のうがい薬)などもいいですね。
いずれもウイルス殺菌には、非常に有効なものです。
インフルエンザの感染経路は、
飛沫感染(咳やくしゃみなどによって発生する飛沫)や、
その飛沫が手や周囲の物品などに付着する、間接飛沫感染があります。
飛沫感染には、マスクや手洗いうがいが効果的ですが、
間接的な感染を予防するためには、飛沫を殺菌するためにノロパンチなどを吹き付けることで効果があります。
でも、これだけやっていれば、インフルエンザに感染しない!ということは言い切れません。
ワクチン接種だけでなく、予防方法の一つにアルコール殺菌、というのを追加してみてはいかがでしょうか?
まだまだ油断できないノロウィルス
春に向けて暖かくなってきていますが、まだまだ寒い日が続きます。
ノロウイルスもインフルエンザもかかると、とてもつらいので、
元気なうちに予防しておきたいものですね!